VPNサーバーに接続すると、インターネット上で送受信されるデータがインターネットサービスプロバイダ(ISP)やその他の第三者に見られないように保護されます。これにより、ユーザーのオンライン行動は把握できなくなりますが、保護サービスを提供しているプロバイダーはデータを見ることができます。そのため、VPNプロバイダーがどのようなログを保持するかを確認することが極めて重要です。
「ノーログVPN」とは、自社のサーバーを通過するトラフィックを収集(記録)しないVPNです。これは想像するほど簡単なことではありません。多くの国では少なくとも一定期間はデータを保管することが義務づけられています。そのため、ノーログポリシーを本当に実践しているVPNはユーザーのオンラインプライバシーを保護するため、パナマなどのデータ保持法がない管轄区域外で運営しています。
VPNプロバイダーのログ管理ポリシーは、データ保持における公式な企業姿勢を示します。これは、顧客がサービスを利用する際に何を期待できるかの指標となります。オンラインプライバシーを確保するには、プロバイダーがどのようなログを保持するかを把握し、ポリシーを確認することが極めて重要です。
最高峰のノーログVPNが採用するポリシーは、独立した専門機関により監査が行われています。NordVPNは、VPNノーログポリシーの内容を評価のために提出した業界初の主要サービスプロバイダーです。2018年にPricewaterhouseCoopers AG社に委任して徹底的な監査を実施した後、2020年にも再監査が行われました。その結果、当社のポリシーに偽りがないことが証明されました。NordVPNは、ユーザーのオンライン行動のログを保持しません。
プライベートでの毎日のブラウジング
使用状況ログ
使用状況ログには機密性の高い個人情報が多く含まれますが、オンライン上で個人を特定するためには接続ログでさえも利用される可能性があります。使用状況ログを収集するVPNプロバイダーを避けることは当然ですが、広範囲にわたる接続ログを保持するプロバイダーにもご注意ください。