サイバーセキュリティを定義すると、システム、ネットワーク、およびデバイスを悪意のある不正行為から保護するものと言えるでしょう。ネットワークセキュリティからウェブセキュリティまで、すべてのデジタル保護を含む広義の用語です。例としては、SNSのログイン情報の保護機能や、デジタル医療記録を非公開にする防御システムなどを挙げることができます。
日常的に使用されるサービスを管理するシステムは、その多くがオンラインに移行しています。金融・医療機関や都市全体に電力を供給する送電網にいたるまで、多くのシステムがデジタルテクノロジーに依存しています。サイバー保護はこうしたシステムの本来あるべき機能を維持するためのものであり、サイバー攻撃を寄せ付けないための防御壁となります。
適切なITセキュリティ対策なしでは、銀行情報やプライベートメッセージ、オンラインアクティビティなどが誰にでも見ることのできる状態で公開されてしまいます(ここでVPNが役に立ちます)。サイバー攻撃は、病院、銀行、交通機関、通信などのさまざまな公益事業の機関に打撃を与えるおそれがあります。
サイバー攻撃とは、コンピューターやネットワーク、またはその他のデジタルインフラストラクチャに対する意図的な攻撃を意味します。政治的なものから経済的なものまで、サイバー攻撃にはさまざまな思惑が考えられます。
マルウェアとは、ユーザーを利用する悪意のあるソフトウェアのことです。デバイスを広告であふれさせるプログラムや、キーボードのすべての操作を記録するキーロガーまで、その内容は多岐にわたります。
サイバー攻撃中にデバイスがランサムウェアに感染すると、すべてのデータが暗号化されてしまいます。被害者がデバイス上のデータに再度アクセスするためには、攻撃を行った相手に身代金を支払う必要があります。
ソーシャルエンジニアリングとは、被害者を操作してハッカーが望んでいることを実行させる一連の手法を指します。フィッシング、ボイスフィッシング、キャットフィッシング、プリテキスティングなどを含む包括的な用語です。
DDoS攻撃では、感染したコンピューターのネットワークが大量のトラフィックでターゲットを攻撃します。この攻撃によりサイトの速度が低下し、しばらくの間ウェブサイトが使用できなくなったり、停止したりすることがあります。
中間者攻撃では犯罪者はユーザーのデバイス通信を傍受し、データトラフィックの監視、操作、盗難を行います。
ハッカーが悪意のあるコードをデータベース管理システムに侵入させてウェブサイトを操作し、そこに含まれるすべての機密情報を公開します。
犯罪者が悪意のあるスクリプトを通常のウェブサイトに挿入します。それによりソフトウェアが、オンライン銀行口座のログインフィールドに入力した内容などの機密情報を記録します。
辞書攻撃では、ハッカーは事前定義された単語やフレーズのリストを使用してパスワードを推測します。大抵の場合、最も一般的なパスワードのリストから何百万もの推測を行うことができるパスワードクラッキングソフトウェアが利用されます。
ハッカーは、ソーシャルエンジニアリングや漏えいしたデータベースから取得したログイン情報を使用し、被害者が所有しているすべてのアカウントを解読します。たとえば、犯罪者が被害者のメールのパスワードを手にした場合、同じログイン情報を使用して他のアカウントにもアクセスしようとします。
NordPassパスワードマネージャーをご利用になると、ログイン情報を安全に保存、管理できます。安全なパスワードを生成して保存しましょう。二度とパスワードを忘れる心配はありません。
NordLockerのファイル暗号化ツールを使用すると、プライベートクラウドにデータをバックアップできるため、誰も許可なくあなたのファイルにアクセスすることはできません。
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