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SNSの危険性・デメリットとその対処法を徹底解説

ソーシャルメディアのおかげで、世界のどこにいても友達や家族と簡単に連絡を取り合えるようになりました。友人や家族が何をしているかをリアルタイムで把握することができます。

Laura Klusaite

Laura Klusaite

Sep 16, 2020 · 1分で読む

SNSの危険性・デメリットとその対処法を徹底解説

また、新しい人脈を作りたいと思っている場合も、ソーシャルメディアを有効に活用できます。プロフィールに自分の趣味や好みを載せている人もいるため、同じ趣味や好みを持つ人を見つけやすいです。

しかし、残念ながらSNSはデメリットをもたらすこともあります。危険性を十分に把握せずにSNSを使い続けていると、ネットいじめに巻き込まれたり、プライバシーの侵害やなりすましなどの被害に遭うリスクが高まったりするほか、性犯罪者に目を付けられてしまうこともあります。

この記事では、ソーシャルメディアに潜む危険性とトラブルの回避方法について解説します。

SNSに潜む7つの危険性

SNSは私たちの生活から切っても切れない関係になっています。友人や同僚、家族とコミュニケーションをとるために利用する人も少なくないでしょう。

便利である一方、ソーシャルメディアにはたくさんの問題が潜んでいます。以下では、ソーシャルメディアを利用することで発生する問題・犯罪や、その危険性について説明します。

1. 個人情報が漏洩する

「投稿した写真は知り合いだけが見ているとは限らない」ということを頭に入れておく必要があります。

海外で休暇を過ごしている場合、ソーシャルメディアで公にシェアしてしまうと、誰もいないアパートの部屋に空き巣が侵入する危険性もゼロではありません。

過去にソーシャルメディアのユーザー情報が誤って漏洩してしまう問題が発生したこともあります。いつどこで情報が漏洩してしまうかは予測することができません。それゆえ、漏洩してしまうと困るような大切な情報は、SNSで共有しないようにしましょう。

2. ハッカーによるなりすましの被害を被る

FacebookやLINEなどのソーシャルメディアが、なりすましなどの危険をもたらすケースが増えています。ハッカーがユーザーアカウントをハッキングして他人になりすまし、詐欺やいじめを行う犯罪も珍しくなくなりました。

一般人の名前を名乗るなりすましは、見極めが難しいこともありとても厄介です。たとえば、LINE乗っ取りの犯人は、敢えてその友達を狙うことで人間関係による警戒心を解き、友達になりすましてプリペイドカードなどの金品を騙し取っています。

さらに、なりすましアカウントで他のユーザーをスパイするために使用されるケースも増えています。

3. SNSを介したフィッシング攻撃を受ける

インスタグラムなどのソーシャルメディアにはフィッシングのリスクが潜んでいます。ハッカーは、公式SNSサイトにそっくりなページに誘導するリンクを含む偽のメールをユーザーに送って攻撃します。

通常、プロフィールの変更が必要という口実で、偽サイトにログインデータを入力させます。これらのデータは詐欺師によって悪用され、ユーザーアカウントへのフルアクセスが可能になります。

4. マルウェアに感染する

ソーシャルメディアは非常に多くの人が利用しているため、悪意のあるソフトウェアを拡散させるために悪用されるケースもあります。犯罪者は、操作されたサイトへのリンクを受け取ったユーザーにメッセージを送ります。これらのリンクをクリックしてしまい、使っているパソコンやスマホがマルウェアに感染してしまうケースが多発しています。

また、マルウェアは、多くのSNSで提供されているミニゲームを介して拡散されることが多く、通常はサードパーティのプロバイダーから提供されています。

5. いじめや誹謗中傷を受ける

特に若者の間では、SNSいじめも大きな問題となっています。いじめの対象となる人がネット上で侮辱されたり、罵倒されたりするケースが昔に比べると増えてきています。一般の人たちだけでなく、有名人や政治家もまた、ネットユーザーたちから誹謗中傷の被害を受けることがあります。

ネット上では直接相手の顔を見て話す必要がないので、過激な誹謗中傷も行われやすくなる傾向があるようです。

6. 個人情報が第三者に提供される

SNS上には名前や年齢、メールアドレス、パスワードだけでなく、写真やメッセージ、ストーリー、ネットワーク、現在地などの膨大な情報があります。この膨大な情報のうちのいくつかは、人々の趣味や嗜好といったデータを使った企業や個人のサービス宣伝のために収集されます。

SNSを使っているときやネットサーフィンをしているときに表示される広告が、自分の好みや興味に関連するものである確率が高いのは、ネット上でのデータ収集とユーザーの行動が追跡しされていることが理由です。

7. ストーカー行為をされる

SNSはどんなものであっても、多かれ少なかれストーカー行為が発生する可能性のあるプラットフォームです。ネット上で公開している情報はすべて、見ず知らずの人や身近な人に知られたり調べられたりして、生活が成り立たなくなるまで追い詰められるケースもあります。

インターネット上のストーカー行為は人の日常を脅かす重大な犯罪ですが、その匿名性から訴えることが難しい場合もあります。ストーカー行為がエスカレートした結果、自宅や職場などを特定され、物理的な被害に発展することもあります。

SNSの危険性から自分の身を守る方法

ソーシャルネットワークのセキュリティとプライバシーにおける深刻なリスクから身を守る方法はいくつかあります。まずは、実践できるものから順番に試してみましょう。

ソーシャルメディアをやめる/制限する

SNSから自分の身を守る最も賢明な選択肢は、ソーシャルメディアの使用をやめるというシンプルな方法でしょう。日々コミュニケーションを取るためにSNSを使う人が多いため、完全に日常から排除することは難しいかもしれませんが、SNSの使用を最低限に抑えることは可能です。

InstagramやFacebookTwitterなどに時間を費やすことをやめるか、それが難しい場合は、せめてチェックする回数を制限するといいでしょう。

SNS上の投稿を制限する

意図していなくても、SNS上に投稿した写真や動画などのデータから、現在地や、銀行情報、個人情報、プライベートな会話が漏れてしまう可能性は十分にあります。

自分の友達や知り合いだけでなく、赤の他人にも投稿が見られているという意識を持って投稿をするようにしましょう。また、どうしてもプライベートな内容を投稿したい場合は、アカウントに鍵をつけるのも自分の身を守るためのひとつの選択肢です。

強力なパスワードを使用する

使用中のSNSで単純なパスワードを設定していると、第三者から簡単にハッキングされてしまう可能性が高いです。ハッキングされてしまうと、最悪の場合アカウントが乗っ取られてしまうこともあるので、しっかりと対策をしましょう。

いくつかのSNSでアカウントを誰でも見ることができるように公開にする必要がある場合、定期的にパスワードを変更し、第三者には分かりづらい複雑なパスワードを使用しましょう。

VPNを利用する

SNSの危険から身を守るために、VPNを使用することは非常に効果的な方法です。とは、2つの拠点間に仮想的にサーバーを構築することで、公共の回線を通らず直接拠点同士を繋げることができる仕組みで、SNS上でデータを送受信する際に高度なセキュリティを提供します。

プラットフォーム上では情報が漏れていなくても、安全ではない無料WiFiなどのネットワークを介してデータを送信していれば、大切なデータが漏洩してしまう可能性があります。

VPNを利用すれば、オープンネットワークや公共のWiFiから接続しても、データの安全性が保たれます。

NordVPNを使って、プライバシーを守りインターネット体験を自分で管理しましょう。

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ウイルス対策、ブラウザ、オペレーティングシステムを更新する

現時点で様々な種類のウイルスが存在するので、使用中のパソコンやスマホなどのデバイスのセキュリティを確保するために、信頼できるウイルス対策ソフトを導入することをおすすめします。また、ウイルス対策ソフトをインストールした後も、最新のサイバー脅威に対応できるように頻繁に更新するようにしましょう。

さらに、ウイルス対策ソフトだけではなく、ウェブブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)や、オペレーティングシステム(Windows、MacOS、Android、iOSなど)も保護ツールを最新の状態にするために、アップデートを頻繁に実施することは必須です。

まとめ

ソーシャルメディアで起こりうるトラブルやSNSのデメリットと、その対処方法を紹介しました。

SNSはいつでもどこでも大切な人たちと繋がることができる非常に便利なツールですが、一方でたくさんのリスクが潜んでいて、気を付けなければいけない点も大変多いです。

ソーシャルメディアの危険性やトラブルの回避方法をしっかり把握して、自身もマナーを守りながら安全にSNSを活用しましょう。

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